干し芋と相性の良い飲み物はなんでしょうか?
干し芋は日本の伝統食品の一つでもあり、お茶(ほうじ茶、緑茶、日本茶なんでも)と相性がいいことは言うまでもありません。ただ、特に甘味の強い紅はるかの干し芋(照沼の干し芋も紅はるかです)は、洋菓子代わりにティータイムに珈琲と食べ合わせすると相性抜群です。今回は、干し芋と珈琲のペアリング(食べ合わせ)に関して書きたいと思います。
※ディナータイムの最後にワインと合わせて食べる、なんてお洒落な楽しみ方をする方もいるみたいです。
A) サツマイモの起源
干し芋の原料であるサツマイモの起源に関して、諸説ありますが、一説によればラテンアメリカのアンデス地方と言われています。紀元前から、ラテンアメリカの熱帯性サバンナ地域の雨季に育ち、乾季になると葉が枯れ、茎に栄養分を蓄え芋となるサツマイモはコロンビアなどの南米で栽培されていたようです。その後、17世紀に九州(薩摩)などに伝わり、明治期に静岡県から茨城県(ひたちなか市)に伝わったとされています。
そんなサツマイモの起源とされるアンデス地方(現在のコロンビア)は、言わずと知れた珈琲の大産地です。珈琲栽培には、サツマイモと同じく乾期が必須で、コロンビアの珈琲は、マイルドコーヒーの代名詞とも⾔われるように、⾹り・酸味・コクや⾵味のバランスが良いことで知られています。
つまり、サツマイモと珈琲は、共にアンデス地⽅の⼟壌にルーツを持っているのです。
B) 栄養価から見た相性
B-1) 豊富なポリフェノール
サツマイモに豊富に含まれるポリフェノール(平均220mg/100g)は抗酸化作⽤が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作⽤があり、動脈硬化など⽣活習慣病の予防や美容にも良いと⾔われています。
同じくポリフェノールが豊富な珈琲(平均 55~240/100g)と組み合わせることで、健康予防や美容により良い効果が期待できます。
B-2) 低GI
GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標です。GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにすると言われており、サツマイモや干し芋は、代表的な低GI食品です。
サツマイモや干し芋と食べ合わせることで、カフェインが豊富な珈琲を飲んでも血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
※干し芋のダイエット効果に関する詳細は、以下の記事もご参照ください。
C) 照沼の干し芋に合う珈琲の紹介
茨城県(ひたちなか市)を拠点に持ち、コロンビアに自社の珈琲農園を持つなど、「本物」のコーヒーの品質を追求を続けるサザコーヒーさんと、干し芋に合う珈琲をセレクトしました。
C-1) サザ農園
– サザコーヒーがコロンビアの自社農園で収穫された、深堀珈琲です。マイルドでスッキリした味わいが特徴のサザ農園は、より甘味が強い丸干し芋や焼き芋と相性抜群です!
C-2) 将軍珈琲
– 水戸徳川家も開発に関わった江戸幕末風珈琲です。照沼での多くの人材が活躍するインドネシア産で、濃厚できめ細かい甘さが特徴の深掘りです。自然な甘味が特徴の照沼の平干し芋との食べ合わせがオススメです。
いかがでしたでしょうか?
是非、仕事、勉強、読書に合間に照沼の干し芋とコーヒーのペアリングを試してみてください?
照沼の公式オンラインショップでは、上記紹介したサザコーヒーのサザ珈琲と干し芋・芋菓子のセット商品含め、芋商品を全国に発送しています。是非、ご賞味ください。